自動車業界は今、100年に1度の大変革期を迎えています。
電気自動車の開発などの「電動化」・自動運転、自動ブレーキの開発・普及などの「自動化」・車両のインターネット接続などの「コネクティッド化」などが大きな要素となって、業界全体に大きな変化の波が押し寄せています。また人口減少、国内新車販売台数の減少、若者のクルマ離れなどの不安要素もあります。

そのような大変革期の中、当社が大切にするのは、
①「一期一会」
②「地域密着」
③「チャレンジ」
④「飲水思源」
の4つのキーワードです。

「一期一会」は当社のモットーであり、全社員が共有する考えで、一生に一回しかないような不思議なご縁、人との出会いを大切にしようということです。
お客様、社員同士、取引先様、地域の皆様など全ての人との出会いを大切にしていくことがとても大切だと考えています。
自動車は電気で走っても、自動運転になっても、そのユーザー様は「人」です。我々の仕事は「人」と「クルマ」をご縁で繋ぐことですから、「人」との出会いはとても大切なものです。

もちろん社員も「人」であり、会社にとって非常に大切な存在ですので社員との出会いも大切です。当社では「健康経営」に取り組むなど社員の健康や働きがい、社員間コミュニケーションなどの向上、働き方改革に努めており、当社と出会った社員を大切にしていきたいと考えています。


「地域密着」についてですが、当社は奈良県内にのみ拠点がある企業で、ユーザー様も多くは奈良県の方々です。当社が商売をできているのは地域の方々のおかげでありますので、その地域に密着した企業活動を展開し、また地域貢献活動を推進していくことが非常に重要であると考えています。
例えば、お店のある市や町の特産物を来場ノベルティに使用したり、市や町が実施するイベントとのコラボイベントを実施したりもしましたが、このように地域とともにお互いに繁栄していけるようなことが大切なんだと思います。
また車両寄贈や県内で行われる各種イベントへの協賛、神社仏閣支援や文化財保護など、自動車販売会社として地域に貢献できること、地元奈良ならではの必要な社会貢献に力を入れて取り組んでおり、今後もより一層取り組みを推進して参ります。

「チャレンジ」と「飲水思源」ですが、やはり社員、特に若い社員の皆様には失敗を恐れず何事にもチャレンジ精神を持って仕事に取り組んでいただきたいと考えています。失敗をすることもあると思いますが、「ノートライ・ノーエラー」よりも失敗から色々なことを学び次に生かしていただくことが大切だと考えています。そして一人ひとりの社員の「チャレンジ」が企業の原動力になるのだと思います。今の大変革期に、失敗を恐れて変化や「チャレンジ」をしないことは企業の衰退に繋がるのだと思います。
「飲水思源」とは水を飲むときにその源を思えという意味の言葉です。
現在の創業75年を超えた当社があるのは創業者の菊池武三郎をはじめ、創業当初から現在まで当社で働いてきていただいた先人の方々のおかげであり、現在ではグループ5社、社員600名超の企業集団にまで成長することができました。
「飲水思源」の言葉を胸に、先人たちが築いてこられた「伝統」や「当社の強み」を大切にしながらも、時代の流れや環境にあわせた変化や「チャレンジ」していくことが企業の成長にとって重要だと考えています。



商売の基本であり、人間関係や信頼関係の基本である「人」との出会いを大切に、また働く「人」である社員を大切にすること。
地域密着の企業活動と地域社会貢献活動を推進し、地域とともに繁栄していくこと。
先人達が築かれた伝統を大切しながらも、時代や環境の変化に対応するべくチャレンジしていくこと。

これらの考えを全社員と共有して邁進していきたいと考えています。
『すべてのご縁を生かして地域社会に貢献する』を企業理念に、社員一人ひとりが生き生きと働き、「人」との出会いを大切にする地域に根付いた企業となること目指します。そして、地域の皆様から愛され必要とされる企業、お店となることを目指します。
そしてどんな時代にどのようなクルマが走っていても、クルマのことなら奈良トヨタのお店に行こう、相談しようと思っていただける、「街一番のお店」になることでこの大変革期を乗り越え更なる成長を目指したいと考えています。

4つのキーワードに共感いただける方々とともに働くことが出来る日を楽しみにしています。